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【自分紹介】借金と向き合ってきた50代サラリーマンの記録

このブログを書いている私は、弁護士でも司法書士でもありません。
法律の専門家ではなく、ごく普通のサラリーマンです。

自慢できるような話ではないですが、これまでの人生の中で
自己破産・任意整理・個人再生という、三つの債務整理を経験してきました。
気づけば、借金と向き合い続けて25年になります。

債務整理という言葉には、
「怖い」「恥ずかしい」「人生が終わる」
そんなイメージを持つ人が少なくありません。
私自身、最初に自己破産を考えたときは、まさにそう感じていました。

しかし実際に経験して分かったのは、
債務整理は決して楽な道ではないものの、
現実と向き合い、生活を立て直すための制度だということです。
逃げでも魔法でもなく、冷静な判断と覚悟を求められる選択でした。

このブログでは、
専門家の立場ではなく、
「実際に債務整理をした一人の生活者」として、
手続きの現実、迷い、失敗、そして少しずつ取り戻してきた日常を記録しています。

正解を押しつけるつもりはありません。
ただ、同じように悩み、立ち止まっている人が
「自分だけではない」と感じられる場所でありたい。
その思いで、このブログを書いています。

目次

借金と向き合ってきた50代サラリーマンの記録

25年前、35歳で自己破産を経験

今から25年前、35歳のときに私は自己破産を経験しました。
当時の借金総額は約800万円。今振り返ると、特別な事情があったわけではなく、仕事の行き詰まりと生活の緩み、そして浪費が重なった結果でした。

収入に見合わない生活を続け、足りない分をカードやローンで補う。
「来月は何とかなる」「次の給料で調整すればいい」
そんな根拠のない楽観を繰り返すうちに、返済は完全に回らなくなりました。

誰にも相談できず、家族にも職場にも言えないまま、追い込まれていった記憶があります。
最終的に自己破産を選んだときは、「これで人生が終わった」と本気で思っていました。

しかし、手続きが進み、督促が止まり、生活が一度リセットされたことで、少しずつ現実を取り戻していきました。
時間はかかりましたが、仕事を続け、慎重に生活を立て直し、「もう二度と同じことは繰り返さない」と心に決めていたのです。

再び借金を重ね、任意整理へ

自己破産から年月が経ち、生活は一度落ち着きました。
現金中心の生活を続け、借金のない状態が当たり前になっていた時期もあります。
それでも、時間が経つにつれて緊張感は少しずつ薄れていきました。

再び借金を作るきっかけは、劇的な出来事ではありません。
日々の生活費の不足、突発的な出費、それを補うための小さな借入。
「このくらいなら問題ない」「前とは違う」
そう自分に言い聞かせながら、少額の借金を重ねていきました。

気づいたときには、借金総額は約700万円。
返済は続けていましたが、生活にはほとんど余裕がなく、
「返すために働き、働くために返す」状態に陥っていました。
それでも、自己破産だけは避けたいという思いが強く、
次に選んだのが任意整理でした。

任意整理なら、破産のようにすべてを失わずに済む。
そう考え、弁護士に相談し、債権者との和解を進めました。
手続きが始まり、督促が止まったときには、正直ほっとしたのを覚えています。
「これで何とか立て直せる」
当時は、そう信じていました。

しかし実際には、任意整理は魔法ではありませんでした。
返済額は調整されたものの、生活に余裕が生まれるほどではなく、
むしろ収支の厳しさがはっきり見えるようになったのです。

個人再生へと切り替える決断

任意整理を始めてから半年ほどが経った頃、私ははっきりと限界を感じるようになりました。
返済は滞っていないものの、生活費を切り詰めてもなお余裕はありません。
車の維持費や突発的な出費が重なるたびに、家計は簡単に崩れました。

当時の私は、「もう少し頑張れば何とかなるはずだ」と自分に言い聞かせていました。
しかし、その“何とかなる”という感覚こそが、最も危険だったのだと今なら分かります。
返済を優先するあまり、生活の土台そのものが不安定になっていたのです。

再び弁護士に相談したとき、返済状況と家計を整理した上で、
「このまま任意整理を続けるより、個人再生を検討した方が現実的です」
そう伝えられました。
正直、その言葉を聞いた瞬間は動揺しました。
任意整理を選んだ判断が間違っていたのではないか、と自分を責めたからです。

ただ、弁護士の説明を冷静に聞く中で考えが変わりました。
個人再生は、失敗のやり直しではなく、
生活を守るための次の選択肢だということ。
返済額を現実的な水準まで下げ、生活を立て直すための制度だと理解できたのです。

結果的に、私は個人再生へ切り替える決断をしました。
令和8年3月、すべての返済が完了する予定です。
長い時間はかかりましたが、ようやく「借金に振り回されない生活」が見えてきました。

このブログを書く理由

債務整理への不安を少しでも軽くしたい

私がこのブログを書いている一番の理由は、
債務整理に対する不安を、ほんの少しでも軽くしたいからです。

初めて自己破産を考えたとき、頭の中は不安でいっぱいでした。
「もう終わりだ」「人生をやり直せないのではないか」
「周囲に知られたらどう思われるのか」
そうした考えが巡り、冷静な判断ができない状態だったと思います。

しかし実際に手続きを経験して分かったのは、
債務整理は特別な人だけの制度ではなく、
生活が立ち行かなくなった人が現実を立て直すための仕組みだということでした。
怖さや恥ずかしさの正体は、ほとんどが「知らないこと」だったのだと感じています。

このブログでは、制度を美化するつもりはありません。
債務整理は決して楽な選択ではありませんし、制限もあります。
それでも、「何も分からずに一人で悩み続ける状態」よりは、
ずっと現実的で前向きな一歩だと、体験を通じて実感しました。

専門家ではないからこそ伝えられる“現実”がある

私は弁護士でも司法書士でもありません。
法律の専門的な解説を、正確に、網羅的に行う立場でもありません。
その代わり、実際に依頼する側として悩み、迷い、判断してきた立場にあります。

どの事務所に相談すればいいのか。
費用は本当に払えるのか。
任意整理と個人再生のどちらを選ぶべきなのか。
そうした悩みを、私自身も何度も経験してきました。

専門家の説明は正しくても、
「生活の中でどう感じるか」「その後どう変わるのか」は、
実際に経験した人でなければ分からない部分があります。
このブログでは、そうした生活者としての視点を大切にしています。

正解を示すことはできませんが、
判断するための材料や、考え方のヒントは伝えられる。
そう信じて、これまでの体験を記録しています。

勘違いしないでほしいこと

債務整理は決して“楽”ではない

債務整理という言葉だけを見ると、
「借金が減る」「返済が楽になる」
そんなイメージを持つ人もいるかもしれません。
ただ、実際に経験した立場から言えば、債務整理は決して楽な道ではありません。

手続きを進める過程では、家計を細かく見直し、
収入と支出を現実的に整理する必要があります。
支払いが軽くなったとしても、節約や生活改善は欠かせず、
精神的にも負荷のかかる時期が続きます。

また、信用情報への影響や、カードが使えない生活など、
不便さを感じる場面も少なくありません。
債務整理は「問題を消す制度」ではなく、
問題と向き合い続ける覚悟が必要な選択だと感じています。

債務整理できるからといって、借金を繰り返していいわけではない

もう一つ、はっきり伝えておきたいことがあります。
債務整理は、何度でも気軽に使える救済制度ではありません。

私自身、自己破産を経験し、その後も借金を重ね、
結果的に任意整理、個人再生へと進むことになりました。
その過程で痛感したのは、
制度そのものよりも、「なぜ借金をしてしまったのか」を
自分自身が理解していなければ、同じことを繰り返してしまうという現実です。

債務整理は、あくまで再出発のための手段です。
制度を使ったあと、どう生き方を立て直すのか。
そこまで含めて考えなければ、本当の意味での解決にはなりません。

体験談はあくまで“ひとつの例”にすぎない

このブログに書いている内容は、
あくまで私自身の体験に基づいた一例です。
借金の金額、家族構成、収入、性格、環境。
人それぞれ条件は大きく異なります。

そのため、私の体験がそのまま当てはまるとは限りません。
ただし、一つだけ確信を持って言えることがあります。
それは、債務整理は恥ずかしいことではないという点です。

悩みを一人で抱え込み、状況を悪化させてしまうより、
現実を受け入れ、専門家に相談し、前に進む。
その選択自体に、後ろめたさを感じる必要はありません。

まとめ|“現実を受け入れる勇気”が再スタートの始まり

債務整理は、決して簡単な選択ではありません。
借金が減る一方で、生活の見直しや制限を受け入れる必要があり、
精神的にも負荷のかかる時期が続きます。
それでも、私がこれまでの経験を通じて感じているのは、
債務整理は「逃げ」ではなく、現実を立て直すための選択だということです。

過去をどれだけ悔やんでも、借金は消えません。
一方で、現実を直視し、行動を起こせば、
生活は少しずつでも確実に変わっていきます。
私自身、遠回りを重ねながらも、ようやくその地点に立てたと感じています。

このブログでは、成功談だけを書くつもりはありません。
失敗も、迷いも、判断を誤った経験も含めて、
「現実として起きたこと」をそのまま残していきます。
それが、同じ悩みを抱える誰かにとって、
判断の材料や安心につながれば嬉しく思います。

もし今、債務整理を前に立ち止まっているなら、
「自分だけが特別にダメなのではないか」と思わないでください。
多くの人が同じ不安を抱え、同じ場所で悩んでいます。
大切なのは、完璧な選択をすることではなく、
現実を受け入れ、前に進む勇気を持つことです。


🔗 借金総額1500万円、債務整理の全貌はこちらに記載しました
👉 【借金総額1500万円の現実】自己破産→任意整理→個人再生まで体験した50代の記録
https://otonari-saimu.com/saimu-keikendan

このブログが、あなたの再スタートを考えるきっかけになれば幸いです。

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