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700万の借金で債務整理は大げさ?「そう思われる気がしてしまった」私が立ち止まった理由

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700万円という借金額を前にして、
「債務整理を考えるのは大げさなのではないか」
そんな気持ちが頭をよぎり、立ち止まってしまったことがあります。

実際に誰かから責められたわけではありません。
それでも、「そう思われる気がする」——ただそれだけで、判断が止まってしまう。

私はこの迷いのせいで、相談を何ヶ月も先延ばしにしました。
その間も利息は増え続けていたのだから、今思えば高くついた迷いです。

この記事では、まず「700万円は大げさなのか」に数字で答えを出します。
そのうえで、当時の私が何に縛られて動けなかったのか、その心理も正直に書きます。

同じ場所で立ち止まっている方が、私と同じ遠回りをしないために。


目次

結論:借金700万円の債務整理は、まったく大げさではない

先に結論を言います。

700万円は、債務整理を検討する金額として「大げさ」どころか、むしろ典型的なゾーンです。

大げさかどうかを決めるのは、世間のイメージではなく、次の3つの基準です。

  • 消費者金融やクレジットカードのキャッシングなど、貸金業者からの借入だけで年収の3分の1を超えている(貸金業法が「貸しすぎ」と定めるライン。銀行のローンは対象外)
  • 毎月の返済のほとんどが利息に消え、元本がほぼ減らない
  • 返済のために新たに借りたことがある(自転車操業の入り口)
大げさかどうかの判断基準3つ

一つでも当てはまるなら、それは「音を上げるのが早い」のではありません。
構造的に、自力返済が成立しにくい状態に入っているということです。

年収600万円の人でも、3分の1は200万円。
借金の内訳がどうであれ、総額700万円はその3.5倍。この基準はあくまで目安ですが、金融の物差しで見れば、とっくに「専門家に相談する金額」なのです。


700万円を自力で返すと、実際どうなるか【シミュレーション】

「それでも自力で返せるのでは」と思っていた当時の私に見せたい表があります。

金利15%で700万円を借りている場合、毎月の利息だけで約8万7千円
つまり月々の返済額からこの利息を引いた分しか、元本は減りません。

毎月の返済額完済までの期間総支払額うち利息
月9万円約24年約2,596万円約1,896万円
月10万円約14年約1,674万円約974万円
月12万円約8年10ヶ月約1,262万円約562万円
月15万円約5年11ヶ月約1,057万円約357万円

月9万円ずつ、24年間払い続けて、利息だけで約1,900万円。
50代なら、完済時は70代後半です。

一方、債務整理をした場合はこうなります。

手続き700万円がどうなる月々の目安
任意整理将来利息ゼロ。元金のみ返済約11万6千円×5年
個人再生約140万円に圧縮約3万9千円×3年
自己破産原則ゼロ

※ 任意整理の利息カットは債権者との交渉で決まり、個人再生の弁済額は資産や収入の状況によって変わります。表の数字は一般的な目安です。

この2つの表を並べたとき、「債務整理は大げさ」という言葉は、もう出てこないと思います。
数百万円〜1,000万円以上の利息を払い続けるほうが、よほど「大げさな代償」です。

自力返済と債務整理の総支払額比較

💡 あわせて読みたい
3つの選択肢の詳しいシミュレーションと、費用・選び方の基準はこちらにまとめています。
🔗 借金700万を債務整理で終わらせる!返済シミュレーションと3つの選択肢


それでも私は「大げさだと思われる気がして」動けなかった

数字ではもう答えが出ている。
それでも動けなかった理由を、当時の思考のまま書いてみます。

家は数千万、車も数百万——“比較の物差し”が頭に浮かぶ

700万円という数字を見たとき、なぜか頭に浮かぶのは、住宅ローンや車のローンといった「もっと大きな金額」でした。

家は数千万円。車だって数百万円する。
そう考えると、700万円という借金が相対的に「小さく見えてしまう」瞬間があります。

でも、この比較には決定的な欠陥があります。
住宅ローンには家という資産と、返せる前提の審査がある。
私の700万円は、利息15%のリボ払いとカードローンの塊で、資産は何も残っていない。

同じ「借金」という言葉で括れるものではなかったのです。

何も言われていないのに、先回りして自分を責めてしまう

「700万で債務整理なんて」
「それくらいで音を上げるのか」

そうした言葉を、誰かから直接投げかけられたわけではありません。
現実には、誰も何も言っていない。

それなのに、まるで言われる前提でいるような感覚になる。
想像上の世間の声を自分で作り出し、その声に先回りして、自分を責めてしまう。

この時点で起きているのは、他人との衝突ではなく、自分の頭の中で完結している出来事です。

当時の私は、制度を比較する以前に「この金額で相談していいのか」というところで止まっていました。
大げさだと思われないか。怒られないか。相手にされないのではないか。

問題は金額ではなく、相談すること自体への不安だったのです。

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私が実際に感じていた「相談前の怖さ」と、実際の相談がどうだったかはこちら。
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弁護士は、金額の大小をジャッジしない

あとになって分かったことがあります。

弁護士事務所には、100万円台の相談も、数千万円の相談も、毎日のように来ています。
700万円は珍しくもなんともない、ごく普通の相談案件です。

私が恐れていた「これくらいで来たのか」という反応は、現実には存在しませんでした。
実際の弁護士は淡々と、「では借入先を整理しましょう」から始めただけでした。

金額をジャッジしていたのは、世間でも弁護士でもなく、自分自身だった。
これが、相談してみて分かった一番の事実です。


判断基準は「評価」ではなく「継続性」

それでも迷う方に、判断の物差しを一つだけ置いておきます。

考えるべきは「大げさかどうか」という評価ではなく、こちらです。

  • この支払いを、半年後も続けられるか
  • 家電の故障や医療費など、予想外の出費があっても崩れないか
  • 今の生活が、現実的に維持できるか

これらは数字ではなく、構造の問題です。

生活に余白がなく、突然の出費を「想定できない」状態が続いているなら、
総額が300万円でも700万円でも、それはもう相談のタイミングです。

700万かどうかは、本質ではありません。

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「大げさかどうか」は、数字に決めてもらえばいい

自分の頭の中の世間体と何ヶ月も戦うより、確かめるほうが早い。
それが遠回りした私の結論です。方法は2つあります。

「誰にも知られずに確かめたい」という方

匿名の減額診断なら、画面入力だけで
「自分の借金がどの手続きで、いくら減る見込みか」を確認できます。

減額幅が大きく出るなら、それは「大げさではなかった」という客観的な答えです。

弁護士法人・響

※ 匿名OK・無料・診断だけでもOK

「プロの目で判断してほしい」という方

無料相談に対応している事務所なら、
「あなたの場合、債務整理をすべき状況か」を含めて率直に教えてもらえます。

先に書いた通り、金額で笑われることはありません。それは確かめてきました。


まとめ|借金は誰かに見せるものではない

借金は、誰かに評価されるためのものではありません。
判断基準は、常に自分の生活です。

数字で見れば、700万円の債務整理は大げさではない。
自力返済なら利息だけで数百万〜1,900万円。個人再生なら約140万円まで圧縮の可能性。
この差を前に「世間体」を優先する理由は、本当はどこにもありません。

他人は、実際には見ていません。
見ているのは、自分の頭の中にいる他人です。

そのことに気づくだけで、思考の霧は少しだけ晴れます。

私はその霧の中で何ヶ月も立ち止まり、その間も利息を払い続けました。
あなたは、同じ遠回りをしなくていい。

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