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督促状を無視し続けた結果、裁判所から通知が届いた。「逃げればなんとかなる」は幻想です

督促のハガキが届いたとき、私がやったことは「見なかったフリ」でした。

封を開けなければ、存在しない。

そう自分に言い聞かせて、督促状をそのまま引き出しの奥にしまい込んだ。


次の月も届いた。

その次の月も届いた。

電話も鳴った。知らない番号だとわかった瞬間、画面を裏返した。

「出なければ、なかったことになる。」

本気でそう思っていました。


けれど、なかったことには、ならなかった。

むしろ、無視すればするほど、状況は確実に悪化していました。

この記事は、督促を無視し続けた自分がどうなったか、そして「どうすれば止められるのか」について、正直に書きます。


目次

督促を無視するとどうなるか

「無視してたら、そのうち諦めてくれるんじゃないか。」

これは、借金を抱えた人が一度は考えることかもしれません。

けれど、貸金業者は諦めません。

それどころか、段階的にプレッシャーを上げてきます。

督促の「エスカレーション」を知ってほしい

最初は電話やハガキです。

これを無視すると、次は催告書(さいこくしょ)が届きます。

催告書は督促よりも一段階重い。「法的手続きに移ります」という予告です。


それも無視すると、今度は一括請求が届く。

分割で払っていた借金が、突然「残額をまとめて全部払え」に変わる。

これは契約上の「期限の利益の喪失」と呼ばれるもので、分割返済の権利を失ったことを意味します。


さらに放置すると、最終段階。

裁判所からの通知が届きます。

「支払督促」または「訴状」。

ここまで来ると、もう「知らなかった」は通用しません。

裁判所からの通知を無視すれば、相手の請求がそのまま認められ、給料の差し押さえが始まります。


会社の経理を通じて給料から天引きされる。

つまり、会社にバレます。

私はここまで行く前に弁護士に駆け込みましたが、もしあと1ヶ月遅かったら、差し押さえまで行っていたかもしれない。

そう思うと、今でもぞっとします。


しかも、これは一件の債権者だけの話です。

複数のカード会社や消費者金融から督促が来ている場合、そのそれぞれが同じエスカレーションをたどります。

一件ならまだしも、何件も無視し続けていれば、事態は倍のスピードで悪化します。

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「時効で消える」は都市伝説

督促を無視し続ける人の中には、「時効になれば借金は消える」と思っている人もいるようです。

確かに、借金にも時効はあります。

けれど、現実はそう甘くない。

時効の援用が成功するケースは極めて少ない

借金の時効は、最後の返済日(または最後の取引日)から5年です。

「5年逃げれば消える」と思う気持ちはわかります。


けれど、貸金業者もプロです。

時効が成立しないように、時効の中断(更新)をかけてきます。

たとえば:

  • 裁判を起こす(訴状が届いた時点で時効は中断される)
  • 「少しでいいから払って」と言ってくる(1円でも払えば時効はリセット)

特に2つ目が巧妙です。

「とりあえず1000円だけでも」と言われて払ってしまうと、そこから再び5年のカウントが始まる。


5年間、一度も返済せず、一度も裁判を起こされず、一度も「払います」と言わない。

この条件を満たせる人は、ほぼいません。

「時効で逃げ切る」は、戦略としてほぼ成立しないのです。


逃げるために5年間怯えて暮らすくらいなら、弁護士に相談して正面から解決した方が、はるかに早いし、精神的にも楽です。


弁護士に依頼したら、督促は止まる

ここからは、私自身の体験です。

弁護士に正式に依頼した日。

帰り際に、弁護士からこう言われました。

「これから債権者から電話がかかってくるかもしれません。そのときは、『弁護士に依頼しました』と伝えてください。」


弁護士に依頼すると、弁護士から各債権者(カード会社や消費者金融)に「受任通知」が送られます。

受任通知とは、「この人の件は私が代理人として担当します。今後は本人ではなく私に連絡してください」という弁護士からの正式な通知です。

これが届いた時点で、法律上、債権者は本人に直接の取り立てをすることが禁止されます。


つまり、依頼した瞬間から「法律が発動する」ということです。

ただし、受任通知が債権者に届くまでには数日かかるため、その間に電話が来ることはあります。

そのときは、弁護士に言われた通り「弁護士に依頼しました」と伝えればいい。

それだけで、電話は止まります。


正直に言えば、督促の電話が止まったことは、借金そのものが減ったことよりも衝撃的でした。

知らない番号からの着信に怖くなくなった。

ポストに恐る恐る手を伸ばす日々も終わった。

「ああ、もっと早く頼めばよかった。」

心の底からそう思いました。


※ なお、受任通知の対応は弁護士事務所によって異なる場合があります。上記は私が依頼した弁護士さんのケースです。相談時に「督促が来たらどうすればいいですか?」と確認しておくと安心です。

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今日できる、たった1つのこと

この記事を読んでいる方の中には、今まさに督促を無視している人もいるかもしれません。

「でも弁護士に連絡する勇気がない。」

「何を話せばいいかわからない。」

その気持ちは、痛いほどわかります。


だから、提案はたった1つだけ。

「無料相談」に電話してみてください。

弁護士事務所の多くは、借金に関する初回相談を無料でやっています。

電話1本で、督促が止まる未来が見えます。

弁護士は驚きません。「よくある相談ですよ」と言ってくれるはずです。


実際、私が初めて相談に行ったとき、弁護士は淡々としていました。

怒られることもなく、説教されることもなく。

「まずは借入先を整理しましょう」と、穏やかに言ってくれた。

あの瞬間から、自分の人生が動き始めた気がします。

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まとめ:逃げるほどコストが膨らむ。動くなら今日。

督促を無視し続ける。

気持ちはわかります。怖いから。現実を見たくないから。


けれど、無視は解決ではありません。

先延ばしするほど、利息は膨らみ、手段は限られ、精神はすり減る。

逃げるコストは、向き合うコストより、はるかに高い。


弁護士に依頼すれば、督促は止まります。

これは希望的観測ではなく、法律で保証された事実です。


あの引き出しの奥にしまい込んだ封筒。

今日、開けなくてもいい。

その代わり、弁護士事務所に電話をしてほしい。

封筒を開ける必要すら、なくなるから。

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