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債務整理の手続き中、生活はどうなる?弁護士に依頼してから変わった「日常のリアル」

「債務整理を始めたら、普通の生活はできなくなるの?」

弁護士に相談する前、私が一番怖かったのは、実はこの不安でした。

「手続き中は収入を全部管理されるんじゃないか」
「裁判所に何度も呼び出されるんじゃないか」
「会社にバレるんじゃないか」

頭の中では、そんな最悪のシナリオばかりが浮かんでいました。

でも、結論から言えば。

手続き中の生活は、驚くほど「普通」でした。

むしろ、今まで味わったことのない「静けさ」が訪れたのです。

この記事では、弁護士に依頼してから手続きが完了するまでの数ヶ月間、私の生活がどう変わったのかを、ありのままにお話しします。


目次

弁護士に依頼した「その日」に起きたこと

弁護士事務所で委任契約書にサインをした日。

正直に言えば、帰り道は足が重かったです。

「これで本当に良かったのか」
「引き返せなくなったんじゃないか」

そんな思いがグルグルと。

でも、その日の夜から「督促」が止まった

弁護士が受任通知を各債権者に送ると、法律上、債権者は本人に直接連絡できなくなります。

これが、信じられないくらい大きかった。

毎月の返済日が近づくたびに「今月は払えるのか」と胃が痛くなっていたあの感覚。

カード会社からの着信を見るたびに、心臓がバクバクしていたあの恐怖。

それが、ピタッと止まったのです。

その夜、久しぶりに「何もない夜」を過ごしました。

返済のことを考えなくていい夜が、こんなに静かなものだったのか。

あの安堵感は、今でも忘れられません。


手続き中の「日常生活」はどう変わったか

「手続き中」と聞くと、何か特別な生活を強いられるイメージがあるかもしれません。

でも、実際はこうでした。

仕事はいつも通り。会社にはバレない

債務整理をしたことが勤務先に通知されることは、基本的にありません。

私も手続き中、普通に出勤して、普通に仕事をしていました。

同僚も上司も、何も気づいていません。

唯一気をつけたのは、裁判所からの書類が届く場合に備えて、郵便物の管理を少し意識したくらいです。

ただし、自己破産の場合は官報に掲載されるので、理論上はバレる可能性があります。とはいえ、官報を日常的にチェックしている人はまずいないでしょう。

給料はこれまで通り受け取れる

「手続き中は収入を管理されるのでは?」という心配は杞憂でした。

個人再生の場合、裁判所に家計の収支表を提出する必要はありますが、給料が差し押さえられたり、口座を凍結されたりすることはありません。

普通に給料を受け取り、普通に生活費を使い、その中から弁護士費用を分割で支払っていく。

ただそれだけでした。

買い物は「現金とデビットカード」に切り替わる

これは覚悟していたことですが、クレジットカードは使えなくなります。

でも、正直に言えば。

最初の1週間を乗り越えたら、もう慣れました。

コンビニもスーパーもネット通販も、デビットカードとPayPayがあれば何も困りません。

むしろ、「自分が今いくら使っているか」が常にわかる生活の方が、精神的にずっと楽でした。

クレジットカードを使っていた頃の「月末に請求額を見て青ざめる」あの恐怖から解放されたのです。


弁護士とのやり取りは、思ったより「あっさり」

「弁護士に頻繁に呼び出されるんじゃないか」

これも、よくある誤解です。

私の場合、事務所に行ったのは「1回だけ」

これを言うと驚かれるかもしれませんが、私が弁護士事務所に直接足を運んだのは、たった1回です。

初回の相談で事情を話し、その場で委任契約を結びました。
それだけです。

書類の確認は郵送で済みましたし、手続き完了の報告も電話一本。

最後に事務所に電話したのは、弁護士さんに言われたからではなく、単純に「ありがとうございました」と一言伝えたかったからです。

もちろん、事務所によっては「初回は相談だけ、契約は次回」というケースもあるでしょう。

それでも、おそらく多くて2回程度で済むはずです。

ちなみに、私がこの弁護士さんを心から信頼できたのには理由があります。

実は最初に任意整理をお願いした別の弁護士さんは、なんというか──雰囲気がよくなかった。
目つきや態度に、どこか「バカにされている」ような空気を感じたのです。

もう困り果てていたのでお願いはしましたが、正直、気持ちよくはなかった。

それに比べて、個人再生を依頼した弁護士さんは、こちらの話を真剣に聞いてくれた。
だからこそ、1回の面談で「この人に任せよう」と腹をくくれたのだと思います。

やることは「書類を集める」と「家計簿をつける」

個人再生の場合、裁判所に提出する書類として、過去の通帳コピーや家計の収支表が必要になります。

これが正直、一番面倒な作業でした。

でも逆に言えば、面倒なのはそれだけです。

弁護士さんが「何を、いつまでに用意してください」と具体的に指示をくれるので、言われた通りに動けば大丈夫。

自分で法律を調べたり、裁判所に電話したりする必要はありません。

すべて弁護士が間に入ってくれます。

ただし、家計簿は「正直に」書くこと。そして買い物には気をつけること

一つだけ、強く言っておきたいことがあります。

家計簿は、嘘偽りなく正確に書いてください。

これは裁判所に提出するものです。裁判官が「この人は再建の意志がある」と判断するための重要な資料になります。

そして、ここが本音の話になるのですが──。

認可が下りるまでの期間、買い物の衝動との戦いがありました。

長年の無駄遣いの性格は、手続きを始めたからといっていきなり治るわけではありません。

「あれが欲しい」「これも買いたい」

その衝動は、普通に襲ってきます。

でも、家計簿に書かなきゃいけないんです。正直に。

その家計簿を裁判官が見るんです。

「債務整理してるのに無駄遣いしてるじゃないか」

そう思われたら、認可が下りない可能性だってある。

だから私は、認可が下りるまでの間、お買い物だけは本当に慎重でした。

「これは本当に必要か?」「今買わなきゃいけないものか?」

その判断に、ものすごく気を遣った。

結果として、この「買い物を吟味する習慣」は、認可が下りた後もずっと残っています。

手続き中に身についた、思わぬ副産物でした。


手続き中に一番つらかったこと

生活自体は普通だった。
弁護士とのやり取りもスムーズだった。

じゃあ、何が一番つらかったのか。

「待っている時間」の不安

手続き中、特に裁判所の認可を待っている期間。

これが、地味にメンタルに来ます。

「本当に認可されるのか」
「何か問題が見つかって、ダメになるんじゃないか」

結果が出るまでの数ヶ月間、この不安がずっと頭の隅にありました。

でも振り返ってみれば、その不安のほとんどは「知らないこと」への恐怖でした。

弁護士さんは「順調に進んでいますよ」と定期的に連絡をくれていたし、実際に問題が起きることもなかった。

ただ、先が見えない時間を過ごすのは、人間にとって本能的につらいものなのだと思います。

でも、借金に追われていた頃の不安とは質が違う

手続き中の不安は、「良い方向に向かっている途中の不安」です。

それまでの「来月の返済ができるかわからない」という、出口のない恐怖とは根本的に違います。

「今はつらいけど、これが終われば楽になる」

そう思えるだけで、耐えられました。


まとめ:手続き中の生活は「静かな再建の時間」だった

債務整理の手続き中──。

私が経験した「日常のリアル」をまとめると、こうなります。

不安だったこと実際どうだったか
会社にバレる?バレなかった。通知されることはない
給料を管理される?されない。普通に受け取れる
買い物ができない?デビットカード+PayPayで困らない
弁護士に何度も呼び出される?事務所に行ったのは1回だけ。あとは郵送と電話
毎日つらい?督促が止まり、むしろ「静かな夜」が訪れた

正直、手続きを始める「前」の方がよほどつらかったです。

毎月の返済に追われ、明日のお金を心配し、誰にも相談できずに一人で耐えていた日々。

それに比べたら、手続き中の数ヶ月間は「嵐の後の静けさ」のような時間でした。

もちろん不安はあります。
でもそれは、トンネルの中にいる不安であって、もう出口が見えている。

もしあなたが今、「始めたいけど、手続き中の生活が怖い」と立ち止まっているなら。

大丈夫です。

生活は続きます。仕事も続きます。

変わるのは、「毎晩の恐怖がなくなる」ことだけです。

それだけで、人生がこんなに変わるのかと、きっと驚くはずです。

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