「債務整理をするとクレジットカードが使えなくなる」
この事実が怖くて、弁護士への相談をためらっていませんか?
「Amazonでの買い物はどうするの?」
「スマホ代の支払いは?」
「サブスクの引き落としができなくなるんじゃないか……」
正直に言えば、かつての私もまったく同じ不安を抱えていました。
700万の借金で首が回らなくなっているのに、「クレジットカードがない生活なんて、原始時代に戻るようなものだ」と本気で思い込んでいたのです。
しかし、個人再生をして「現金・デビットカード・キャッシュレス決済」中心の生活になった今、断言できます。
「クレジットカードがなくても、まったく問題なく生きていけます」
この記事では、クレカなし生活のリアルと、その最強の代替手段である「デビットカード」の活用術をお伝えします。
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なぜ「クレカがないと生きていけない」と錯覚するのか?
私たちは、どうしてこれほどまでにクレジットカードに依存してしまうのでしょうか。
利便性の呪縛と借金のハードル
ワンクリックで買い物ができる便利さは、確かに魅力的です。
しかし、その便利さは同時に 「借金へのハードル」を極限まで下げていたことに気づきませんでした。
「手元にお金がなくても買える」という魔法は、やがて「とりあえず分割払いやリボ払いでやり過ごそう」という悪魔の誘惑に変わっていきました。
クレカ=社会的信用という思い込み
「ゴールドカードを持っているから信用がある」
そんなふうに思っていた時期もありました。
けれど、実際のところはどうでしょう。限度額ギリギリまで借金を膨らませている状態のどこに「信用」があるのでしょうか。
本当に大切なのは、カードの色ではなく、自分の身の丈に合った生活(=手持ちの現金でやり繰りすること)ができているかという事実です。
リボ払いの誘惑からの解放
クレカがないということは、「分割払いやリボ払いという選択肢が物理的に消滅する」ことを意味します。
強制的に「手元の現金(口座残高)以上は使えない」環境になる。
最初は不便に感じるかもしれませんが、これこそが借金地獄から抜け出すための最大のメリットだと、私は思うのです。
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最強の代替手段「デビットカード」とは?
「現金しか使えないなら、ネット通販はどうするの?」
そう思われたかもしれません。そこで登場するのが 「デビットカード」です。
「デビットカードなんて恥ずかしいじゃん」なんてのは無しです。
デビットカードこそ最強だと私は思っています。
デビットカードの仕組み
ご存知のことかと思いますが、一応おさらいです。
デビットカードとは、使った瞬間に銀行口座から直接引き落とされるカードのことです。
VisaやMastercard、JCBなどの国際ブランドがついていれば、街のお店でもネットショッピングでも、クレジットカードとほぼ同じように使うことができます。
審査なし!誰でも作れる最大のメリット
デビットカードの最大の強みは、原則として 「審査がない(または非常に緩い)」ことです。
クレジットカードのように信用情報機関(CICなど)への照会が行われないため、過去に債務整理をしてブラックリスト状態になっていても問題ありません。
銀行口座さえ開設できれば、誰でも手に入れることができます。
おすすめのデビットカード
私が実際に活用しているのは、PayPay銀行やみずほ銀行などの銀行系デビットカードです。
アプリですぐに残高や利用履歴が確認できるため、「今月いくら使ったか」が一目瞭然。使い過ぎを未然に防ぐことができます。
新しい銀行口座を作る必要はありません。
あなたがお使いの、メインバンクでデビットカードが作れるなら、それが一番です。
銀行系のデビットカード、さらにメインバンクのデビットカードを使うことの利点は、お金の入れ替えをしなくて良いことです。
さらに手数料がかからないこと、振り込み手続きをすると必ず手数料がかかります。
数百円といえど、積もれば大金です、無駄は省きましょう。
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クレカなし・キャッシュレス生活の「リアルな風景」
では、実際のキャッシュレス生活はどうなのか。結論から言えば、クレジットカードなどなくてもキャッシュレス生活は十分成り立ちます。少しリアルな風景をお見せしましょう。
基本は「デビットカード×スマホ決済」の併用
デビットカード単体でも便利ですが、PayPayやSuicaなどのスマホ決済と組み合わせることで、より快適になります。
・Amazonや楽天でのショッピング:デビットカードで直接決済
・コンビニでの支払い:すべてPayPay(自販機もPayPay)
・電車やバス:Suica
「クレカからのオートチャージができないと不便では?」と思うかもしれませんが、オートチャージなど不要です。
銀行口座と直接紐づけておけば、PayPayやSuicaのチャージ問題は解決します。
アプリから一瞬でチャージできるので、残高不足で困ることはありません。
日常生活で「クレジットカードじゃないとダメ」と言われる場面は、実は驚くほど少ないのです。
少し不便なこと(リアルな落とし穴)
とはいえ、すべてが完璧というわけではありません。
私が実際に「使えなくて焦った」場面も正直に開示しておきます。
・ヨドバシカメラの店舗:ネット通販(ヨドバシ.com)ではデビットカードが使えるのに、なぜか実店舗のレジでは使えませんでした。
・高速道路のETCカード:基本的にデビットカードではETCカードを作れません。久しぶりに「一般」レーンに入ったときは焦りました。
・ガソリンスタンドや一部の月額課金サービスにも、非対応のケースがあります。
代替手段は必ずある
しかし、これらにも解決策は必ずあります。
ヨドバシカメラの店舗で弾かれた時は、正直焦りましたが、その場は現金で対応しました。
しかし、次のお買い物からは、先にヨドバシ.comでネット決済しておき、店舗の受け取りカウンターへ向かうという方法で切り抜けました。これがベストな解決策です。
また、ETCカードについても、保証金を預けて作る 「ETCパーソナルカード(デポジット型)」を発行すれば、クレカなしでも問題なくETCを利用できます。
その他の月額サービスも「口座振替」に変更すれば十分に対応可能です。
慣れてしまえば、「ああ、ここは店舗受け取りね」「ここは口座振替か」と、のらりくらりと交わせるようになります。
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まとめ:クレジットカードの「呪縛」から目を覚まそう
クレジットカードは便利です。
しかし、それは時に 「未来の自分への借金」となって、あなたを苦しめることになります。
対してデビットカードは 「今の自分の実力」を正確に映し出す鏡です。
「クレカが作れなくなるから、債務整理は嫌だ」
その恐怖で立ち止まっている間に、あなたの借金は雪だるま式に増え続け、さらなる地獄を引き寄せてしまいます。
カードが強制的に止まり、どうしようもなくなる前に、まずは今の自分の「本当の残高(借り入れ状況)」と向き合ってみませんか?
私自身、弁護士への相談をためらい続けていましたが、スマホから匿名でできる「減額診断」を試したことで、ようやく一歩を踏み出すことができました。
「本来なら、いくら払えばよかったのか?」
それを知るだけでも、心は少し軽くなるはずです。
そして、みなさんにもぜひ、カードの魔法から目を覚まし、現実の生活を取り戻してほしいと願っています。



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